障子紙を張り替えようと思ったら・・
貼り終えた障子全景
障子紙を張り替えようと思って、いざ障子を枠から外そうと思ったんですが、うまく外れません。
私の物件は雪見障子になっていて作りが複雑である上、前オーナーの張り替え方がひどく、なんとしてでも障子を枠から外し、障子紙の張り替えをしないと部屋の美観が保てません。
障子の外れない原因をサイトで検索してみると、どうやら季節に関係していると言うこと。
やはりこの湿気の多い季節は木が膨張し障子が枠から外れにくくなっていると言うことのようでした。
だからといってこのまま台風が超える10月まで障子の張り替えを待っているわけにはいきません。
掃除や修理を早く終わらせてとっとと貸し出したいのです。
そこで私がとった行動をお教えします。
この方法でうまく障子を枠から外すことができました。
おそらく、長さが180センチ程度の障子をはずすのにお困りの方には有益な情報ではないかと思います。
ぎっちり詰まった障子を枠から外す方法
ノコギリなどの工具を使って枠や建具を削るのではありません。
工具を一切使わずに湿度で木が膨張し、ぎっちりと枠の中に詰まってしまった障子を外す方法は、、
全力で上下の枠を手と足を使って力で押し広げることです。
己がテンション棒となり、枠の中に入り上下に突っ張ります。
両足で下の枠を踏み、片手で上の枠を持ち上げるイメージです。
こうするとおそらく上枠が2、3ミリ上に上昇するんだと思います。この2、3ミリの上昇というのがミソでして枠を取り外すためのクリアランスになるのだと思います。
浮いた隙に、もう一本の空いた片手で障子を持ち上げながら手前に抜き出すんです。
今までびくともしなかった障子をするっと取り出すことができました。
恥ずかしい位の力技のノウハウですが、詰まってしまった枠から障子を取り外すには多分こうするしか方法は無いのだと思います。
障子自体をしならせたり曲げたりと言う方法もあるようなのですがどうも壊れそうで怖かった。
そこでたまたま思いつきでやってみた方法はうまくいった、と言うだけなのですがこのやり方は有効です。
身長のある男性がいないとちょっと厳しいかもしれません。
女性がこれを行う場合は丈夫な台に乗るなど工夫をしてみて下さい。
今日は障子を外すことに夢中になってしまい、写真を撮ることを忘れてしまいました。
文字だけでこのやり方が伝わることを切に祈っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。