戸建投資をやるなら地方か、それとも首都圏か
一口に戸建投資といっても、やり方は千差万別、十人十色。
エリアの選択でも都心狙いか、格安の地方狙いか。
それは、持っているお金、住んでいる環境、考え方で人それぞれでしょう。
私が一番いいと思っているのは、住んでいる近くでやってみるということです。
私はたまたま千葉県の東京に近いエリアに住んでいるので、首都圏の戸建投資ということになるのでしょうが、私鉄の駅徒歩20分ともなると、田んぼだらけでチョー田舎です。
もし、セミナーなどに参加したときに、隣に座った人からどんな形態の戸建投資をされているんですか?とかいう質問をされたら、
「地方の戸建投資をやっています。」と、よどみなく答えるでしょうw
不動産のことなんか素人にはそうそうわからないのですから、いくら資産価値が減らないだの、人口動態が増加か横ばいかなどの数字分析をしたりだので、地縁も愛着もない場所を選ぶのは危険ではないかと思うのです。
それよりも、直感が働きやすい今住んでいる場所の近くが良いだろう、というのが私の考えです。
地方に住んでいるのなら、地方の戸建投資でいいでしょう。しょっちゅう気が向けば物件に行ける、という気楽さがあるほうが、不動産の場合ストレスが少ないのではないでしょうか。
地方で戸建投資をする場合の注意点とは
よく、地方で戸建て投資をする場合の注意点として、駅の乗降客数と、人口動態があります。
私は一応、「〇〇駅 乗降客数」、「〇〇市 人口動態」で調べますが、特別重要視はしていません。
実際田舎であっても、私の所有物件は首都圏に位置しているので、それほど問題にしなくてもよいということなんでしょうか。
それよりも、現地に行ってみて、
・コンビニ、スーパー
・学校、幼稚園、保育園
が、無理なく行ける場所にあるかどうか、を見ています。
同じ千葉県でも日常的に都内へ通勤することが困難な場所になると、一定の賃貸需要があるかどうかが大事になってくると思います。
そんなときは、「〇〇駅 賃貸需要」で検索すると、ホームズの「賃貸需要ヒートマップ」が出てきます。賃貸物件を探している人が検索している頻度が場所ごとに色分けされていて、需要が高い場所は赤、低い場所は青っぽい色になります。
ちなみに私の物件のエリアは、下から3番目の比較的需要が少ない青色のエリアに該当していましたw
こういったデータをなんでも参考にしておくことは大事ですが、鵜呑みにするのは危険だし、損だと思います。
実際に私の物件の現地へ行ってみると、なるほど駅前よりも寂しい立地ですが、周りには自然公園や遊歩道が充実しており、コンビニ、スーパー、学校、保育園などが無理なく歩ける距離にそろっています。
データばかり見ていると何よりも、頭でっかちになって全然物件の仕入れができません。
あっちのサイトでここは良くないと言っている・・・
戸建投資をあきらめるためにデータで自分を説得していないでしょうか?
例えば賃貸需要が少ないから、そこへの投資をあきらめるのではなくて、それなりの値段交渉ができれば、良い物件に出会えるチャンスに変えることだってできるわけですから。
私は1000万円で売り出されていたのものを気に入って売主さんと協議しました。この売主さんの希望値段は公示価格より少し上で、流通している相場価格よりも少し高めでした。
最終的にはほぼほぼ指値が通り、400万円ダウンで合意してもらい、600万円で買わせていただきました。平成二年築の建物がついて、ほぼほぼ路線価格レベルの金額です。
ということで、私の結論は、地方だろうと、首都圏だろうと、戸建投資の成否には関係がないのではないかということです。結局値段次第なのですから。
別の記事でも書きましたが、戸建投資もあらゆる投資の例に漏れず、最初の仕入れで全てが決まると思います。
私の結論。自分の住んでいる近くでやってみる。寂しい場所はしっかり値段交渉をする。
ありがとうございました。