戸建投資は本から学んだ
戸建投資を志してからも、いろいろと右往左往しまして、、
やっぱりローンを借りて新築木造アパート一棟ものが良いかなぁーとか、
築古アパートをノンバンク系から借りてやるなど、ほかの選択肢が脳裏にちらつきました。
しかし、最終的にどの道を選ぶかは、自分の勢いだけなのだということがわかりました。
それに気づかせてもらえたのは、加藤ひろゆきさんの本でした。
300万円で大家になって地方でブラブラ暮らす法
というタイトルでした。
加藤ひろゆきさんは戸建投資をやっている方の中ではカリスマ的な存在ですね。
一度私も健美家主催のパーティーに参加したときにお姿を遠巻きに拝見したことがあります。
大勢の人に囲まれてとても近寄ることができませんでした。
戸建投資、というよりも、自分が何かを決断するときに必要な勢いみたいなものを、加藤さんの書籍からいただいた気がしています。
ノウハウは人によって向き不向きがある
「時代に合った投資法を選んで、どんどん拡大していったほうがいい。。」
新築一棟物の投資を検討していた時に、いろいろな不動産屋に勧められたのです。
新築一棟物を進めてくる不動産屋は、自分で仕入れた土地と自分で建設した建物を卸すので、そこには相当な中間利益がのっかっていることになります。
ですが彼らには金融機関との関係があるので、そんな高額物件でも融資付けができる、という強みがあるんですね。
中間利益がのっかっている物件だとわかっていても、その時代にローンがつけられる物件を選んだほうが後々拡大基調に乗れる、ということは一理あったのかもしれません。
いろいろ考えましたが、やはりノウハウには人によって向いているものとそうでないものとがあります。
私は、高級腕時計をして、日焼けして妙ににやけた若い業者連中に中間マージンを一銭も払いたくなかった。
そしてなによりも、
ローンで拡大、、というのがどうしても私の当時の気分にはなじまなかった。
怖くて仕方なかった。
キャッシュで戸建を買ってしまうと、ひょっとすると、そこで終わってしまうかもしれない。
キャッシュが無くなったら、次の物件を買えなくなってしまいますから。
でも、自分にしっくりくる、自分らしくあれる、等身大のやり方で進めていきたい。
そんな風に、加藤ひろゆきさんの書籍から感じ取れる何かがありました。
加藤ひろゆきさんは私のような700万円前後もする土地値物件を買うやり方ではなく、地方のぼろ物件や土地を買って高い利回りで回すやり方をしています。
だから、書籍から受け取ったのは、私の場合はノウハウではなく、人の持っている勢いだったんじゃないかと思います。
ローン付け、リーシング、DIYの手法、募集業者との付き合い方などなど、加藤さんの書籍よりもためになるノウハウが書いてある本は世の中にはたくさんありますが、本というのは、著者の分身みたいのものだと思います。
もう少しいうと、豪快で自由奔放で、思い切りが良すぎて男らしすぎる加藤ひろゆきさんは、多分私自身がお会いしたとして、あまり相性がしっくりくるタイプでもない気がします。
そんな気もするんだけど、本に書かれているのは、真実の著者のフィルターを通した言葉だとわかるんですよね。
それが素晴らしいんです。
その人の生の勢いを感じさせるものが良書だと思います。
そういうものにどんどん触れると良い。
今年になってから不動産投資や戸建投資を志した人にとっては「新型コロナウィルス」という新項目が加算されて、ますます選択肢に悩むことでしょう。
悩むほどに、どこかに答えがないかと探し回る、ノウハウコレクターになりやすい。
将来不安、不透明さが増すときには、○○塾や○○学校が流行る。
でも、結論から言えば、そんなのやめたほうが良い。
ノウハウ探しはやめたほうが良い。
とくに、投資決断をする際には、自分に合った方法で進めよう!、と決断するときには、ノウハウや知識は逆に邪魔になるんじゃないかとさえ思います。
決めた方向で歩きながら躓きながら進んでゆき、自分の手で手触りで問題解決をやってみて初めて、勉強は身につくものでしょう。
まあ、そんなわけで、不動産投資、戸建投資を志す人には加藤ひろゆきさんの書籍はおすすめです!
悩める時代にも、元気になれますョ!
ありがとうございました。