金融機関を使った中古戸建投資

金融機関を使った戸建投資をするには

一棟目の戸建投資をオールキャッシュでやってしまった私は、手金が尽きてしまいました。

即2棟目をやるには、ローンを借りられないと厳しくなります。

そこで金融機関を使った戸建投資を模索しています。

中古戸建に融資してくれる金融機関というのは限られています。

これまで人の話を聞いている感覚では、耐用年数が切れたような築古物件に融資をしてくれそうなのは政策金融公庫と信用金庫の2種類だけです。

しかしながら、今年の2月に政策金融公庫で融資を断られた経験のある私としては、政策金融公庫に対して苦手意識が消えておらず、、まずは信用金庫にトライをしてみたい、と思いました。

では実際本格的に金融機関を味方につけて戸建投資をするには、どうしたらよいか。

私は合理的な方法がわからないので、今日一日休みを取り、自宅の近所にある信用金庫をネットで調べ、片っ端から電話してみました。

私の居住している千葉県にはあちらこちらに信用金庫が存在しており、担当者に聞くと信用金庫法により、その融資を受けようとする個人あるいは法人の所在地の管轄店舗でなくては融資ができないらしいのです。

始めに電話したところで担当者が信用金庫のこんな事情を聞かせてくれたので、余計なお店に電話をせずに済んだわけなのですが、それで絞り込んだのが全7店舗。

本日7店舗に対し、

「今年から収益不動産の賃貸運営を始めたのですが、これから2棟目を購入する場合の購入資金やリフォーム費用の融資について相談したいと思って電話しました。こちら様では収益物件への融資は現在扱っておられますか?」

と、脇にメモを置いて片っ端から電話しまくったのですw

信用金庫は戸建投資に融資するのか

サラリーマンの投資に対する融資は厳しいと聞いていましたが、頼みの綱である信用金庫は実際戸建投資に融資を検討してくれるのでしょうか?

結論から言えば、ダメだった、取り扱いしない、という店舗が5店舗、ケースによるが取り扱いしているという店舗が2店舗でした。

ダメだった店舗で担当者が言っていたセリフは以下のようなものでした。

「信用金庫ではサラリーマンの副業には融資できません。」

「ス〇ガ銀行の問題があって以降、不動産への融資は難しいです。」

「耐用年数が切れているものには融資できません。」

1番目に書いた「信用金庫では融資できない」みたいな、信用金庫業界を代表するかのような上から目線の言われ方をしてしまうと、以前の私であれば心が折れてしまい、次々と電話することなどできなかったことでしょう。

でも今の私には1号物件を自力でやり抜いて成功させた、という自信がついているので、ためらわず2件目以降も電話をしてゆきました。

ところが3件目まで色よい反応が得られませんでした。信用金庫もメガバンクと同じような理由で断ってくるということは、相当に厳しくなっているのか??と3件目で心が折れそうになりましたが、4件目に電話したところで、

「売買契約代金の7割までは融資できますよ。」

と言ってくれたところがありました。

今検討している2棟目の物件価格が700万円ですので、490万円までは融資できるという計算です。

するとキャッシュで残りの210万円とリフォーム代、諸費用込みで500万円近く持ち出さなくてはなりません。

金利は「2%台~3.5%の間くらい」で、期間は「10~15年」とのことでしたが、手出しが500万出るのは相当痛いわけです。。

最後に電話したところではノンバンク系と提携しており、金利3.8%、期間15年でほぼフルローンで行けそうでした。

ということで、この2店舗の担当者と来週にアポを取り、面談をすることになりました。

面談して物件の個別判断などで条件が変わるようなので、はっきりとしたことは言えませんが、信用金庫が築古の戸建投資に融資をする可能性はゼロではない、ということが今日一日でわかりました。

一担当者が上から目線で「信用金庫では貸せない」というような言い方をしたとしても、無駄に傷つかず、あきらめず、片っ端から電話してゆくことがコツだろうと思いました。

これまで「金融はまだ閉じている。戸建投資で融資を引ける可能性はゼロに近い。」という都市伝説のようなものをただただ信じ込み、不安がっていた私にとっては大きな収穫でした。

進展があったらまたこちらに報告します。

お読みいただきありがとうございました。

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