和室の砂壁に前所有者の気まぐれ塗装、、
一階の和室8畳の砂壁には、前所有者が施した青みがかった白いマダラな塗装が施されていました。
まあ、小さい写真だと分かりづらいですが、相当に気まぐれなクオリティーでした。
多分マスキングもろくにやらなかったであろう形跡も散見できました。
この壁の再塗装作業に入る前に、はみ出した塗料の除去から始めました。
使ったのは、キッチン面材の時にも活躍した塗装剥がし剤。
使い方はコイツをはみ出した塗装部分にハケを使って塗り、柔らかくなったところをヘラで除去します。
仕上がりはこんな感じ。
全てのはみ出しを除去出来たらマスキングし、マスカーで養生します。
マスキングテープは幅30mm、マスカーは幅110mmを使って丁度良かったです。
ここまでの作業に半日費やし、腰が痛くなったので、この日は退散。。
翌朝早くに現地入りし、ローラーバケが届かない隅を、ハケで塗装する事から始めました。
外壁塗装に入ってくれている職人さんに相談したところ、
・一度塗装がされている砂壁なので、プライマーは不要。
・二度塗りするつもりで、一度目はあまりべったり塗らなくて良い。
という、貴重なご指導を賜りました。
だからいきなり塗装から入ったのですが、一度目はさーっと全体を流すように塗ります。
いよいよローラーバケで全体を塗る一度目。
一度目を塗り終わったところで、「ほんとうにこの塗装作戦は成功できるのだろうか」と不安が襲ってきました。。
しかし美しい完成形を信じてやり抜くしかありません。
1時間ほど乾燥させてから二度目に挑みます。
なんとなんと、見違えるほどの仕上がりに!!
どうですか?
施工する前に相談した仲介会社、客付業者、リフォーム会社などなど、全ての人が、
「無理だ、やめたほうがいい」
「素人がやれるレベルじゃない」
と口々に吐き捨てていましたが、
「でももしこれをやり切れたら大したもんだ。」という塗装屋さんの言葉で奮起しました。
私には何故か、
できる!という自信がありました。
やり切った時の達成感は私の財産になりました。