戸建投資のDIYでキッチン修理
今回の戸建投資のDIYの目玉は、
ズバリ、キッチン修理です。
それ以外の部分はほとんど工務店へ外注することにしました。
DIYに関しては、YouTuberが出しているリニューアル動画をかなり視聴し、参考にさせていただきました。
上水道の管が部屋内に突き出し、一旦「止水栓」というもので水は止められています。この止水栓がないとキッチンや洗面台の設置ができません。
素人が全くわからないような基礎知識を、分かりやすく動画で無料で解説してくれています。本当にありがたい、
見ていると自分で何でもできそうな気がして、クロス張り講座、フロアタイル講座等お金をかけて参加したこともあります。
多分私は、小学校時代の図画工作は普通にこなせる程度に器用なので、その気になれば大体のことができるだろうと思います。
しかし一旦冷静になってみると、素人が初めていじったような部屋にお金を払わせて良いのだろうか、という心配や後ろめたい気持ちが湧いてきてしまったのです。
もっと勇気を出して、自信を持って、果敢に挑戦してみればよい!
こんなふうに弱腰になっている自分を後押しするような気持ちもなかったわけではありません。
しかしここは事業としてスピードを優先。少しでも心配や懸念があったらお金で解決する!
これで事業を少しでも早く推進していきたい。
いやらしい言い方になりましたが、そう思い切ったんです。
試行錯誤の結果、私自身がいじるのはキッチンだけとしました。
なぜキッチンにしたかと言うと、業者からは修繕は無理、やり替えでないと受けられない言われました。
出された見積は、これまた中古の軽自動車が二台以上買えるような高額で、とても収支が合わなかったからです。
1,000,000円分は、自分の労務提供で補おうと腹を決めました。
部屋が大きければ工事金額は高額になる
今回の私の1号物件プロフィールを簡単に紹介しますと、
新京成線某駅徒歩18分
土地面積41坪
建物面積40坪
平成2年築の4LDK
です。
前オーナーさんの注文住宅だったようで、お部屋の作り方が珍しく、大振りです。
LDKは20畳以上、各お部屋は8畳以上の広さがあります。
工務店に頼んだ見積りを見てビックリ!戸建投資を志したのは間違いだったんじゃないかと思い落ち込みました。
行きつけのお店で知り合ったリフォーム関係の人に聞いてみたら、その総額は通常の戸建の5割増しくらいのイメージだとのこと。
割高な項目もあるのだろうがそもそも普通の4LDKよりも一回り以上面積が広いので総額は上がってしまう。。内装、外壁塗装は合見積を取り、なんとか値を下げて行くしかありません。
キッチンは平成1桁台の時代にしては珍しいL型のシステムキッチンを採用しており、ダイニング側と対面形式になっています。
装い自体は古めかしさがありますが、手直しして美装すればまだまだ使用に耐えられます。
ここから格闘が始まりました。
古いサンウエーブキッチンのDIY修理
当時流行ったんであろうステンレスエンボス加工の天板に、スチール製キャビネットと吊り戸棚。
古めかしさがある上に、前所有者が一面に施してしまった真っ白いペンキ。。
おそらく経年変化でみすぼらしくなった姿を隠したいという一心で壁塗料を気紛れに塗ってしまったんでしょう。扉面材からタイルまで全面に満遍なく塗りたくってありました。
スチール家具独特の黄色いカラーと油の黄ばみ汚れを同時に隠してしまおう、という、それはそれはワイルドな意思が感じ取れる仕事でした。
全ての面材をキャビネットから取り外してから塗装の剥離、タイルの清掃、最後になんらかの美装を施してこの古いキッチンのDIYを完成させるつもりなのです。